ヨーロッパの音楽
フランスのポピュラーソングとして親しまれているのがシャンソンです。その歴史は12世紀から13世紀にまでさかのぼり、当時は芸術歌曲でしたが16世紀に入ると自由で庶民的な歌に変わっていきます。詩の内容も恋愛のものから政治的なものや風刺的な歌などが含まれるようになります。20世紀に入るとミュージックホールなどで歌われはじめ、よりポピュラーなものとなり世界中に広まりました。シャンソンの伝統は自作自演で、ストリー性があることも特徴です。カンツォーネは16世紀にシャンソンから派生したイタリアの謡曲で、当時は楽器曲として発展しました。18世紀以降は歌の名称として用いられるようになり、カンツォーネといえばイタリアの歌そのものを示すようになっています。フラメンコはスペイン南部のアンダルシア地方の民俗音楽で舞曲を伴うこともあり、ギター演奏とカンテと呼ばれる歌を中心に手拍子とかけ声などが欠かせない要素です。情熱的で表現豊かな音楽で、従来は伴奏のみだったギターがフラメンコギターと総称されるような単体の独立楽器としても発達し、世界中に広まった大きな要因となっています。
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